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ギターの MIDI 演奏に情熱を傾けている ELIXIR です。
救急最前線病院を辞して、27年ぶりの初めてのゆっくり年末年始を迎えましたので、前から打込もうと思っていたバリオスを入れました。
1日12時間ずつで3日で出来上がりました。若い頃自分が弾いた感じをほぼ表現できたと思いますので、アップします。
作者のバリオスはギタリストならどなたもご存知ですが、一般のクラシックフ
ァンの方のために、簡単にご紹介を・・・
A. Barrios ( 1885 〜 1944 )はパラグアイに生まれ、作曲家としてアメリカ大陸に広くギター音楽を普及させたギタリストです。
ヨーロッパのサロン的洗練と気取りに対して、バリオスは繊細でロマンティックな音楽を追求したと評価されています。
この大衆性に対して同時代のヨーロッパのギタリストであるセゴビアは彼を認めなかっただけでなく、
個人的にも悪感情を抱いていたことは有名なことです。
最近では、セゴビアが貴族社会に迎合しスペイン王家から公爵位を授けられたのに対して、バリオスは純粋に音楽を求め、
庶民として貧しく生涯を送った吟遊詩人であるとの評価が定着しているようです。
「大聖堂」は 1921 年( 36才)にウルグアイの首都モンテビデオで美しいオルガンに誘われて大聖堂に入った時の感動を描いたものです。
(1)Preludio ( Saudade ) < Lento >:前奏曲(郷愁)
(2)Andannte Religioso :宗教的アンダンテ
(3)Allegro Solemne :荘重なアレグロ
の3部からなりますが、1921年には(2)と(3)の2部からなっていましたが、(1)を
1938 年( 53才)に付け加えて3部作としたものです。
(1)は大聖堂の祈りの前のオルガンを聴きながらの瞑想を、(2)は祈りを、(3)は宗教的な感動を表わしたようです。
若い頃の私もそうでしたが、退屈な(1)をとばして(2)と(3)だけを演奏するギタリストも多いようです。
しかし今打込もうとして(1)の前奏曲も捨てたもんではないと感じて、今回は
3部作で仕上げました。バリオスが(1)を付け加えた53才という年齢になった私も同じような心境になったのかも知れません。
ただ若い方に(1)〜(2)の途中で退屈さで聴くのを中止されるんではないかとの恐れはあります。
と言うことで、どうか途中で止めないで3部までお聴きくださるようにお願いし
ます。
多くの方々に聴いて頂き、その辺のことも含めて、出来れば感想をも頂ければ
幸いです。
よろしくお願いします。
データ作成日:1997/01/02
FileName : catedral.mid
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